[身体]健康と美容

「私」の入れ物・乗り物である「身体(ボディ)」という不思議で精緻な世界のメカニズムを探求する身体の取扱説明書のサイト。


ナトリウム(食塩)―摂取―摂取量―制限論(通説・定説)


ナトリウムの摂取量

ナトリウムの1日の食事摂取基準(必要量 栄養所要量

生きていくために1日で必要な量(推定平均必要量)は、成人で600mg(食塩相当量は1.5g)とされています。

ただし、ナトリウムについては、日本人の通常の食生活では、推定平均必要量以下になることはないので、他の栄養素のように、特に1日に摂取すべき推奨量目安量は設定されていません。

代わりに(といいますか、むしろ逆に、減塩、つまり、塩分をとりすぎないように)目標量というものが設定されており、男性は9g未満、女性は7.5g未満とされています。

なお、欧米(WHO/国際高血圧学会ガイドライン)では、疫学調査などを基に、1日6g未満が推奨されています。

ただし、この数値には反対説もあるところです。

ナトリウム(食塩)の摂取―摂取量―非制限論

ナトリウムの摂取過剰

ナトリウム食塩)をとりすぎると、高血圧がん脳卒中などの生活習慣病のリスクを高めるといわれています。

ナトリウムの摂取不足

日本の食文化では、ナトリウムが不足することはありません。

ただし、多量にをかいたり、おう吐や下痢により多量にナトリウムが排泄されてしまった場合には、倦怠感や食欲不振などを生じます。



現在のページのサイトにおける位置づけ

現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 13 ページ]

  1. カルシウム
  2. ナトリウム(食塩)
  3. ナトリウム(食塩)―摂取―摂取量―制限論(通説・定説)
  4. ナトリウム(食塩)―摂取―摂取量―非制限論
  5. ナトリウム(食塩)―摂取―摂取方法―食生活への取り入れ方―減塩
  6. 亜鉛
  7. 亜鉛―作用―味覚を正常に保つ機能
  8. 亜鉛―作用―皮膚や粘膜を正常に維持する機能
  9. 亜鉛―摂取
  10. 亜鉛―摂取―摂取方法
  11. ヨウ素
  12. マグネシウム
  13. マグネシウム―摂取

現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー