［身体］健康と美容

脂質―分類―⑤コレステロール

コレステロールとは

コレステロールの定義・意味・意義

コレステロールとは、細胞膜など身体の構成成分になるとともに、胆汁酸、ホルモンなどの原料ともなる脂質をいう。

コレステロールの位置づけ・体系（上位概念）

脂質

コレステロールは脂質の一種である。

脂質には、コレステロールも含めて、次のようなものがある。

1. 脂肪酸
2. 中性脂肪
3. リン脂質
4. 糖脂質
5. コレステロール

 

コレステロールの分類・種類

脂質であるコレステロールは水に溶けないため、血液中にも存在する。

この血液中のコレステロールは次の２つに大別される。

1. HDLコレステロール（善玉コレステロール）
2. LDLコレステロール（悪玉コレステロール）

 

コレステロールの趣旨・目的・役割・機能

身体の構成成分

コレステロールは身体の構成成分として不可欠な役割を果たす。

動脈硬化

血液中のLDLコレステロールが多くなりすぎると、血管壁に付着して動脈硬化を引き起こす。

動脈硬化は、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管疾患（脳卒中）や、狭心症、心筋梗塞、心肥大などの心疾患（心臓病）といった動脈硬化性疾患を引き起こす大きな原因となる（これらは動脈硬化を原因とする循環器疾患である）。

うつの予防

コレステロールにはうつを予防する効果があることを指摘する専門家もいる。