［身体］健康と美容

皮膚ー構成―表皮ー構成―角質層

角質層とは

角質層の意味・定義など

角質層とは、皮膚・肌の構成要素である表皮のもっとも外側にある、厚さ約０．０２ｍｍほどの層です。

角質層の構造（構成要素）

角質層は、死んだ表皮細胞が肌の表面に押し上げられてできた角質細胞（例えるなら、レンガ）と、角質細胞と角質細胞の間を埋めるようにして存在している細胞間脂質（例えるなら、セメント）とから構成されています。

• 角質細胞…レンガ
• 細胞間脂質…セメント

角質層の働き・機能・役割

バリア機能

角質層は、厚さ約０．０２ｍｍと非常に薄い表皮の表面部分のことなのですが、この層が外界の紫外線や細菌、ウィルスなどといったすべてのものから体を守ったり、体内の水分の蒸発を防いだりしてくれたりと、生命保持に非常に大切な役割を果たしてくれています。

角質層の位置づけ

角質層は、表皮（表皮自体は、皮膚の構成要素の一つです）の構成要素の一つです。

表皮は、体の外側から順番にいうと、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の４つの層で構成されています。