［身体］健康と美容

分泌―分泌腺―外分泌腺―皮膚腺―汗腺―分類―アポクリン腺（アポクリン汗腺）

アポクリン腺とは

アポクリン腺の定義・意味・意義

アポクリン腺とは、脇（腋・わき）や下腹部など限られた場所にだけ分布している汗腺をいいます。

アポクリン腺の出口は毛穴です。

 

アポクリン汗腺ともいいます。

 

アポクリン腺の位置づけ・体系（上位概念）

汗腺

人体の汗腺には次の２つの種類があります。

1. エクリン腺
2. アポクリン腺

 

アポクリン腺の特色・特徴

人の出す汗はそのほとんどがエクリン腺から分泌されます。

このエクリン腺から出る汗はその９９％が水分であるのに対して、アポクリン腺から出る汗には水分のほかニオイのもととなるタンパク質・糖質・脂質・アンモニア等が含まれています。

 

エクリン腺の趣旨・目的・役割・機能

フェロモン―体臭

アポクリン腺はフェロモン効果（異性を惹きつけるはたらき）や縄張りを示す効果のある匂いを出す芳香腺が退化したものであるといわれています。

日本人が嫌う腋臭（ワキガ）などの体臭もアポクリン腺から出る汗が原因です。