[身体]健康と美容

「私」の入れ物・乗り物である「身体(ボディ)」という不思議で精緻な世界のメカニズムを探求する身体の取扱説明書のサイト。


炭水化物―貯蔵―一時的貯蔵―グリコーゲン


グリコーゲンとは 【glycogen

グリコーゲンの定義・意味・意義

グリコーゲンとは、肝臓筋肉に貯蔵される多糖類をいう。

グリコーゲンの分類・種類

グリコーゲンには、肝臓に貯蔵される肝臓グリコーゲンと筋肉に貯蔵される筋グリコーゲンとがある。

  1. 肝臓グリコーゲン
  2. 筋グリコーゲン

グリコーゲンの趣旨・的・役割・機能

エネルギー(ブドウ)の一時的貯蔵

食べ物から摂った炭水化物糖質)は、小腸で、最小単位のブドウ単糖の一種)にまで消化(分解)されて吸収される。

消化・吸収されたブドウ筋肉の即効的なエネルギー源や熱として利用されるが、利用されなかったブドウ肝臓筋肉で合成されてグリコーゲンというかたちで一時的に貯蔵される。

そして、血糖値が低下すると、肝臓筋肉で再びグリコーゲンからブドウに分解され、エネルギー源となる。

グリコーゲンは容易にブドウに分解される。

ただし、脂肪は体内に大量に貯蔵できるのに対して、炭水化物はグリコーゲンというかたちではわずかしか貯蔵できない。

つまり、グリコーゲンというかたちでのエネルギー貯蔵は大量のエネルギー貯蔵を的としたものではない。

肝臓グリコーゲン―エネルギー源

特に肝臓におけるグリコーゲンの貯蔵は、に安定して継続的にエネルギー(ブドウ)を供給するため、食後の一時的な血糖値上昇の調整を行うことを的としたものである。

筋グリコーゲン筋肉エネルギー源

筋グリコーゲンは、血血液中のブドウ)とともに、糖質として筋肉運動代謝)の即効的なエネルギー源となる。



現在のページのサイトにおける位置づけ

現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 18 ページ]

  1. 炭水化物
  2. 炭水化物―貯蔵―一時的貯蔵―グリコーゲン
  3. 炭水化物―貯蔵―一時的貯蔵―グリコーゲン―筋グリコーゲン
  4. 炭水化物―摂取―摂取量―食事摂取基準(指標)
  5. 炭水化物―摂取―摂取量―摂取過剰
  6. 炭水化物―摂取―摂取量―摂取不足
  7. 炭水化物―摂取―摂取量―摂取不足―①糖新生
  8. 炭水化物―摂取―摂取量―摂取不足―②低血糖
  9. 炭水化物―摂取―摂取量―摂取不足―②低血糖―低血糖症
  10. 炭水化物―摂取―摂取方法
  11. 炭水化物―摂取―摂取方法―血糖値
  12. 炭水化物―摂取―摂取方法―血糖値―上昇―急上昇
  13. 炭水化物―摂取―摂取方法―血糖値―上昇―指標―グリセミックインデックス(GI・グリセミック指数)
  14. 炭水化物―摂取―摂取方法―血糖値―上昇―指標―グリセミックインデックス(GI・グリセミック指数)―高GI食品(高GI値食品)
  15. 炭水化物―摂取―摂取方法―血糖値―上昇―指標―グリセミックインデックス(GI・グリセミック指数)―低GI食品(低GI値食品)
  16. 炭水化物―摂取―摂取方法―血糖値―血糖値を下げる食品
  17. 炭水化物―摂取―摂取方法―血糖値―食事法―糖質制限
  18. 炭水化物―摂取―摂取方法―血糖値―食事法―糖質制限―方法

現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー