洗浄成分―界面活性剤―分類・種類
界面活性剤の分類・種類
界面活性剤とは、その分子の中に水になじみやすい部分と、油になじみやすい部分とがあるため、水と油という、本来は混じり合わないものを混じり合わせることができる洗浄成分のことです。
界面活性剤は、その化学構造を少し変化させただけで特性が大きく異なってくるので、非常に多くの種類の界面活性剤が生産・使用されています。
界面活性剤は、いろいろな観点から分類することができますが、法的(家庭用品品質表示法・雑貨工業品品質表示規程)には、次の2種類に大別されています。
1. 石鹸
日本では、洗剤は法律上、石鹸と合成洗剤に大別されていますので、合成洗剤は界面活性剤で、石けんは界面活性剤ではないという誤解が生じたのだと思われます。
2.合成洗剤
アミノ酸系洗浄成分とか、植物性アミノ酸洗浄成分(植物系アミノ酸洗浄料)、植物性アミノ酸系洗浄成分などと謳った商品をよく見かけますが、これらも合成洗剤として、界面活性剤の一種です。
界面活性剤というと、洗浄に不可欠の成分であるにもかかわらず、合成洗剤といった悪いイメージがあるため、そのイメージを避けるために使用されているのでしょう。
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