［身体］健康と美容

洗浄成分―界面活性剤―種類・分類―合成洗剤

合成洗剤とは

合成洗剤の意味・意義・定義など

合成洗剤とは、天然油脂を原料とする界面活性剤（脂肪酸ナトリウムまたは脂肪酸カリウム、つまり、石鹸のことです）以外の界面活性剤（これを合成界面活性剤といいます）を主成分とする洗剤をいいます。

たとえば、市販のクレンジング料や石鹸を除く洗顔料、シャンプーやリンスといった身体用の洗剤＝化粧品の多くは、合成洗剤に分類されます。

ただし、化粧品に属する洗剤は、合成洗剤の表示はされません。

合成洗剤の位置づけ・体系

汚れを落とすための洗剤の主成分は界面活性剤です。

この界面活性剤は、法律的に、石鹸と合成洗剤とに大別されています。

石鹸と合成洗剤との違い

石鹸が天然油脂を原料とする界面活性剤を主原料としているのに対し、合成洗剤は石油から合成された合成界面活性剤を主原料としています。

なお、理論的には、無限の種類の合成界面活性剤を作ることができます。