洗髪―リンス(コンディショナー)
リンスとは 【conditioner; rinse】
リンスの定義・意味・意義
リンスとは、石鹸やシャンプーのアルカリ分を中和したり(rinse)、髪に油脂分を補給したりする(conditioner)ため等に用いる頭髪用の洗剤をいう。
リンスの別名・別称・通称など
コンディショナー
リンスはコンディショナーともいう。
なお、メーカーではリンスをコンディショナーと呼ぶところも多い。
また、英語ではコンディショナーと呼ぶのが一般的である。
リンスの趣旨・目的・役割・機能
アルカリ分の中和
もともとリンスは酸性の水溶液として、髪をすすいで、石鹸やシャンプーのアルカリ分を中和するために用いられていた。
リンスという言葉は英語で「すすぐこと」という意味である。
しかし、本来シャンプーはアルカリ性であるが、1950年ごろからシャンプー基材に中性洗剤が使われるようになり、リンスで髪をすすいで中和する必要はなくなった。
平凡社『世界大百科事典』
なお、この意味でのリンスの使い方は日本特有
という。
http://ja.wikipedia.org/wiki/リンス
油脂分の補給
中性洗剤は脱脂力が強い。
そのため、リンスは毛髪に油脂分を補給して、毛髪に柔軟性(毛髪をしなやかにしてごわつきを抑える)と光沢(毛髪にツヤを出す)を与えるために使用される。
静電気の発生抑制
リンスは、さらに、静電気の発生を抑えて、クシやブラシのとおりをよくすることも目的とするようになった。
平凡社『世界大百科事典』
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 3 ページ]
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ