洗髪―ドライヤーの方法
ドライヤーの方法・仕方・やり方
髪がぬれた状態では、髪の表面を覆っているうろこ状のキューティクルは開いた状態になるので、摩擦に弱くなっている。
そのため、髪がぬれた状態を長く放置すると、キューティクルが剥がれて髪の傷みの原因になったり、水分が逃げて髪のパサつきの原因になったりする。
また、雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因ともなる。
したがって、タオルドライのあとは、ドライヤーですみやかに髪を乾かす。
1.温風で根元を乾かす
まず、根元から乾かすのがポイントである。
これにより素早く乾燥させることができる。
また、髪の根元を立ち上げることができ、ペチャンとならずにヘアスタイルも決めやすくなる。
根元を乾かすには、手で髪の根元を持ち上げて下から上に温風をあてる。
2.温風で髪全体を90%程度乾かす
そして、根元がある程度乾いたら、次は根元から毛先の方向に向かってドライヤーを動かしながら、温風を頭に垂直にあてて髪全体を90%程度(ほとんど乾いた状態)乾かす。
キューティクルは髪の根元から毛先に向かってうろこ状になっているので、根元から毛先の方向に向かってドライヤーの温風をあてると、キューティクルが閉じた状態になり、髪に艶(ツヤ)が出てまとまりやすくなる。
なお、その際、髪の水分を飛ばすために指で髪を大きく揺さぶるようなことはしない。
3.冷風で仕上げる
最後に、ドライヤーの冷風をあてると、キューティクルが引き締まり、髪に艶が出る。
なお、髪にボリューム感を出したいときは、いつもの分け目とは違う分け目にして髪を乾かすとよい。
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