電子タバコ―デメリット
電子タバコのデメリット・問題点・課題
電子タバコの安全性
世界保健機関(WHO)
電子タバコの安全性や効果に関して疑問あり
2008年9月に、WHOは、電子タバコについて「安全性が確認されず、正しい禁煙療法とは考えられない」とする声明を発表し、「製品に使用されている多くの化学物質の中に強い毒性があるものが含まれている可能性がある」と指摘しています。
引用元:2008年9月20日「共同通信」
アメリカ食品医薬品局(FDA)
2009年5月に、FDAは、ニコチンが含まれていないという電子タバコのカートリッジから微量のニコチンのほか、人体に有害なジエチレングリコールや発がん物質のニトロソアミンが検出されるものがあったという調査結果を公表しています。
独立行政法人国民生活センター
FDAの公表を受けて、2010年に、独立行政法人国民生活センターが国内で販売されているリキッドにニコチンやジエチレングリコールが含まれていないかを調査しました。
その結果、すべての銘柄でジエチレングリコールは検出されませんでしたが、一部の銘柄からはニコチンが検出されました。
そして、消費者へ次のようなアドバイスをしています。
- 電子タバコの安全性は根拠が不十分であると考えられるので、安易な使用は避ける
- 禁煙あるいは減煙の効果ははっきりしないと考えられるので、その効果を期待して継続的に使用することは避ける
- 国外ではニコチンが含まれる電子タバコが販売されているので、購入・使用・譲渡には注意する
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