電子タバコ―メリット
電子タバコのメリット
安全性
電子タバコは通常のタバコとは異なり、発がん物質であるタールや動脈硬化を促進するといわれている一酸化炭素は含まれていません。
ただし、製品によっては問題があるものもあり、また、電子タバコ一般の安全性が確認されているわけではありません。
禁煙効果
電子タバコのメリットのひとつとしてよくあげられるのが、その禁煙効果です。
欧州呼吸器学会
2013年(平成25年)9月7日から開催された欧州呼吸器学会で、ニュージーランド University of Auckland の Christopher Bullen氏らが電子タバコはニコチンパッチと同等以上に禁煙に有用な可能性があると報告しました。
禁煙成功と喫煙本数の低減などを評価項目として電子タバコ(electronic cigarettes:EC)の有用性を検討した臨床試験の結果、ニコチン含有の有無にかかわらず、電子タバコにはニコチンパッチと同程度の禁煙効果があること、喫煙本数の軽減や、依存症状・禁断症状の軽減には、ニコチン含有の電子タバコがニコチンパッチよりも有効性が高いことが示唆された。
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有害事象の発現率とその重症度には群間で有意差は認められず、EC使用に伴うリスクはニコチンパッチ使用時のリスクを上回ることはないと考えられた。
これらの結果からBullen氏は、「本研究から示された結果と、実際に多くの喫煙者が電子タバコを使用している状況から考えて、電子タバコが公衆衛生に及ぼす影響は大きく、ニコチンの送達法や信頼性が改善され、電子タバコの価格が下がれば、禁煙手段として今まで以上の活用が期待される。今後、電子タバコの有害事象、禁煙、喫煙本数の減少に関する長期データが必要だ」と述べた。
電子タバコはニコチンパッチと同等以上に禁煙に有用な可能性:日経メディカル オンライン http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/ers2013/201309/532447.html
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