細菌―具体例―ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)
ピロリ菌とは
ピロリ菌の定義・意味・意義
ピロリ菌とは、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となる細菌をいう。
また、胃がんの原因になるともいわれ※、ピロリ菌の感染率が高い地域では胃がんが多いという調査結果もある。
※胃がんは感染によっても、引き起こされる。
日本人では、40歳以上ではその半数が、60歳代以上ではその60%以上がピロリ菌に感染しているといわれている。
ピロリ菌の正式名称
ヘリコバクター・ピロリ菌
正式には、ヘリコバクター・ピロリ菌という。
ピロリ菌感染の原因・理由・要因
衛生環境
ピロリ菌の感染経路はまだはっきり解明されていない。
ただし、上下水道の整備などの衛生環境と相関しているといわれている。
たとえば、汚染された井戸水から感染するため、かつて日本は先進国の中でもピロリ菌の感染率が高かった。
そのため、日本では胃がんが多かった。
しかし、戦後、衛生状態が改善されたため、若い世代の感染率は急速に低下し、それに伴い、胃がんも減少した。
ピロリ菌の検査
次のページを参照。
ピロリ菌の対策・治療・治し方
除菌治療
なお、ピロリ菌の除菌は(所定の条件はあるが)保険適用がある。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 7 ページ]
- 病原体
- 細菌―具体例―ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)
- 細菌―具体例―ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)―検査―ピロリ菌検査(ヘリコバクター・ピロリ菌検査)
- ウイルス
- ウイルス―具体例―インフルエンザウイルス
- 殺菌等―殺菌
- 殺菌等―除菌
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ