［身体］健康と美容

眼精疲労―ミオピン

ミオピンとは

ミオピンの定義・意味・意義

ミオピンとは、目の調節機能に関係する筋肉である毛様体筋を弛緩（リラックス）させて、その緊張・コリを解消し調節機能を改善する医療用医薬品です。

毛様体筋の弛緩（リラックス）は、遠くを見ている状態です。

サンコバの薬効（働き・作用）

効果・効能・効力・効用

調節性眼精疲労

ミオピンは、瞳孔の大きさや視力に影響することなく（瞳孔が開き、視力が落ちたりしない）、緊張した毛様体筋の筋肉を弛緩させる効果がある医療用医薬品です。

これにより、眼精疲労のうち調節性眼精疲労を改善します。

また、ミドリンのように瞳孔の大きさや視力には影響しないので、昼間にも使用することができます。

なお、臨床では、筋性眼精疲労にも処方されている場合が多くあります。

近江眼科（大阪西区）目の健康～薬の使い方・眼精疲労～ http://www.ohmi-ganka.com/health04.html

副作用

眼圧の上昇

ミオピンは、一時的に眼圧が上昇することがあります。

したがって、緑内障などで眼圧が上昇しやすい人は使用できません。

ミオピンと関係・関連する点眼薬

類似点眼薬

ミドリン

ミドリンもミオピンと同じく緊張した毛様体筋の筋肉を弛緩させる効果があります。

ただし、ミドリンは瞳孔の大きさや視力に影響がありますので（瞳孔が開き、視力が落ちる）、昼間には使用できず、寝る前に使用します。

なお、薬価はミオピンのほうがかなり高くなります。