メガネ―性能を決める要素―コート(表面処理)―マルチコート
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マルチコートとは
マルチコートの定義・意味・意義
マルチコートとは、反射を防止するためにレンズ表面に施された(コーティングされた)多層コートをいいます。
マルチコートの目的・役割・機能
透過率向上・反射防止
レンズはすべての光を透過できるわけではなく、その表面で約4%の光を反射してしまいます。
そこで、コーティング技術が開発され、レンズ表面に化学物質を添加(コーティング)することで、99%以上の光を透過させて、反射をごくわずかにすることに成功しました。
これにより、視界が明るくなり、レンズ表面への映り込みもごくわずかになります。
マルチコートはメガネの基本的「性能」を向上させるものなので、ハードコートと並び、必須のオプションといえます。
マルチコートの経緯・沿革・歴史など
1965年に、反射を防止するためのコーディング技術が開発されました。
当初は単層コートでしたが、1972年に多層コート=マルチコートが商品化されました。
マルチコートのデメリット
耐用年数・耐久性・寿命
マルチコートには寿命があります(剥がれる等)。
特にプラスチックレンズではその耐久性が悪くなります(1年半~3年ほど)。
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