メガネ―性能を決める要素―屈折率
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屈折率とは
屈折率の定義・意味・意義
光は空気中から他の物質(水、ガラス、レンズなど)に入ると曲がる(屈折する)性質があります。
これを光の屈折といいます。
一般に屈折率とは、この光の屈折の割合、つまり、その物質が光をどれだけ屈折させる能力があるかを示す数値をいいます。
屈折率は物質固有の値で、空気中(正確には真空中)の屈折率は1.0となります。
したがって、屈折率はレンズの素材によって決まります。
メリットとデメリット(特色・特徴)
メリット・長所・利点・有利な点
レンズの厚さを薄く・軽くできる
度数が同じであれば、屈折率が高いレンズほど、レンズが薄く・軽くなります。
高屈折率=光学性能が高いということではありません。
レンズが厚くてもかまわなければ、屈折率の高いレンズにする必要はありません。
逆に度数があまり強くない人が屈折率の高いレンズにすると、レンズが薄くなりすぎて見え方が不安定になる場合があります。
したがって、ある程度度数があるのでレンズが厚くなってしまう場合、レンズを薄くしたいのであれば屈折率の高いレンズを選びます。
デメリット・短所・欠点・弱点・不利な点
価格が高い
屈折率が高いレンズほど高価になります。
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