点滴(注射点滴)
点滴とは
点滴の定義・意味・意義(仕組み)
点滴とは、静脈注射の一つの方法で、点滴装置から血液・薬液・栄養分を滴下させながら、ゴム管で接続した注射針によって少量ずつ静脈内に注入する方法をいいます。
点滴注射ともいいます。
点滴の趣旨・目的・役割・機能
輸血
薬剤の投与
水分・栄養分の補給
点滴は、脱水状態になっている場合などに、水分や栄養分を補給するために利用されます。
点滴の位置づけ・体系
静脈注射
点滴の効果(点滴の中身・内容)
水分・栄養分を補給する場合
点滴というと、栄養分がぎっしりと詰まっていて高カロリーで、風邪などで体力が弱まっている場合に速やかに栄養・カロリーをとることができるというイメージがあります。
しかし、「栄養分」とはいっても、点滴の中身は生理食塩水にブドウ糖を混ぜただけのもので、カロリーも高くありません。
…点滴注射が栄養の塊のごとく誤解されている場合が圧倒的に多いのです。それは、そうでしょう。今まで病院では、”栄養剤”の注射と称して、点滴注射がなされてきたわけですから。…「これはブドウ糖がほんのわずか入っているミネラルウオーターなんですよ、薄味のスポーツドリンクなんですよ」…
中村仁一 『大往生したけりゃ医療とかかわるな』 幻冬舎新書、2012年、73頁。
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