身体計測―検査項目―腹囲
腹囲とは
腹囲の定義・意味・意義
腹囲とは、いわゆるウエストサイズで、おへその高さで水平に測定したもの(へそ周り)をいいます。
測定は空腹時に行います。
腹囲の位置づけ・体系
また、通常はあわせて腹囲も測定します。
腹囲の趣旨・目的・役割・機能
内臓脂肪の蓄積の判定
メタボリックシンドロームの診断基準のひとつとして、「内臓脂肪の蓄積」があります。
そして、この内臓脂肪の蓄積を判定するために腹囲が用いられています。
そのため、健康診断でも腹囲が測定されます。
腹囲の検査数値結果の見方・読み方・解釈の仕方
基準値・標準値・正常値
腹部CT検査でおへその高さの断面での内臓脂肪の面積が100cm2以上であれば、「内臓脂肪の蓄積」と判定されます。
これに相当する腹囲は、男性では85cm以上、女性では90cm以上とされています。
したがって、腹囲の基準値は、男性では85cm未満、女性では90cm未満ということになります。
基準値より高い場合
内臓脂肪型肥満の疑い
腹囲が上記基準値を超えている場合はおなかの臓器のまわりに中性脂肪が過剰に蓄積している(=内臓脂肪型肥満)疑い(可能性)があります。
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