組織―結合組織―脂肪組織―体脂肪―異常―肥満
肥満とは
肥満の定義・意味・意義
肥満とは、体脂肪が過剰に蓄積した状況であると定義されています。
肥満の分類・種類
体脂肪は、次の2つの種類に分類されます。
したがって、これに応じて、肥満にも、次の2つの種類があることになります。
このうち、内臓脂肪型肥満が、メタボリックシンドロームの前提となり、生活習慣病と密接な関係があるといわれています。
内臓脂肪型肥満で、これに次の3つの動脈硬化の危険因子のうち2つが重なった状態がメタボリックシンドロームと診断されます。
肥満の診断の判定基準
肥満の診断の判定基準にはいくつかあります。
体重による肥満診断
BMIという指数を用いて、簡易的に肥満度を診断します。
BMIとは、体重(kg)を身長(m)の二乗で割った数値です。
日本肥満学会が決めた判定基準は次のとおりです。
ただし、体重だけでは、筋肉質なのか体脂肪過剰(=肥満)なのか、また、体脂肪過剰の場合、皮下脂肪型肥満なのか内臓脂肪型肥満なのかの区別ができないという批判があります。
体脂肪率による肥満診断
体脂肪率とは、体重に占める体脂肪(ぜい肉)の割合のことです。
体脂肪率をみることで、筋肉質なのか体脂肪過剰の肥満なのかの区別がつきます。
内臓脂肪による肥満診断
内臓脂肪の量とウエストのサイズとは相関関係があります。
そこで、ウエストのサイズが、男性で85センチ、女性で90センチ以上の場合は、内臓脂肪型肥満と診断されます。
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