腎臓―尿
尿とは 【urine】
尿の定義・意味・意義
尿とは、腎臓で老廃物を濾して作られ、尿道から体外に排出される液体をいいます。
つまり、小便です。
尿の目的・役割・機能・働き・作用
老廃物の排出による恒常性の維持(生命維持)
体内のさまざまな代謝の最終産物として体に不要な老廃物がつくり出されます。
この老廃物のなかには体に有害な次のような物質があります。
- 二酸化炭素
- アンモニア
これらは対外に排出しないと内部環境が悪化して恒常性を維持できず、生命を維持できません。
そこで、二酸化炭素は肺から排出し、アンモニアは肝臓で無害な尿素につくり変えたうえ(オルニチン回路・尿素回路)、腎臓から尿として排出します。
尿の位置づけ・体系
泌尿器
尿は腎臓で老廃物を濾して作られ、尿管を通じて膀胱(ぼうこう)に送られて一時的に貯めておかれたあと、一定量以上になると尿意をもよおし、尿道から体外に排出されます。
腎臓 → 尿管 → 膀胱 → 尿道
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