便(大便)
便とは 【feces】
便の定義・意味・意義
便(べん)とは、消化の最終産物として肛門から排泄される排泄物をいう。
便の別名・別称・通称など
大便
便と関係・関連する概念
類似概念
尿
尿は腎臓(泌尿器官)で生産され、尿道口から排泄される液体の排泄物をいう。
便の成分
便の固形分は1/4で、残りの3/4は水分である。
平凡社『世界大百科事典』
広辞苑では、便は「食物のかす」と定義されているが、食べカスは5%くらいである。
固形分の半分は生きた腸内細菌とその死骸で、あとは腸粘膜がターンオーバーして生まれ変わった細胞の死骸がほとんどである。
クロワッサン『内臓・血液と血管のアンチエイジング』 マガジンハウス、2013年、25頁。
便の趣旨・目的・役割・機能
免疫力の指標(健康のバロメーター)
便は腸内細菌の量を示す。
したがって、便の量が多い人ほど免疫力が高いといえる。
クロワッサン『内臓・血液と血管のアンチエイジング』 マガジンハウス、2013年、25頁。
便が健康のバロメーターといわれるゆえんである。
便の量
現在の日本人の便の量は150g程度である。
戦前の日本人は350~400gの便があったという。
クロワッサン『内臓・血液と血管のアンチエイジング』 マガジンハウス、2013年、25頁。
便の量に影響を与える要因
食物繊維
そのため、食物繊維の摂取量と便の量には相関関係がある。
クロワッサン『内臓・血液と血管のアンチエイジング』 マガジンハウス、2013年、25頁。
肉食
肉食が多いと、便の量は少なくなる。
免疫力に影響がある腸の状態を整えるには? 日経トレンディネット http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20130416/1048739/
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