食物繊維
食物繊維とは 【dietary fiber】
食物繊維の定義・意味・意義
食物繊維(しょくもつせんい)とは、ヒトの消化酵素では消化されないため、小腸を通って大腸まで達する食品の成分(栄養素)をいう。
食物繊維の趣旨・目的・役割・機能
食物繊維はヒトの身体で次のような働きをする。
- 整腸効果
- 血糖値の上昇の抑制
- LDLコレステロールの低下
参考:食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット 情報提供 http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html 等
したがって、食物繊維は、便秘や、循環器疾患・がんなどの生活習慣病の予防に効果的である。
参考:栄養・食生活|厚生労働省 http://www1.mhlw.go.jp/topics/kenko21_11/b1.html
しかし、多くの日本人が不足気味である(→食物繊維の摂取量)ので、積極的に摂取することが勧められる。
1.整腸効果
食物繊維は消化されずに、小腸を通って大腸まで達するため、便の体積を増やす材料になる(便の量を増加させる)とともに、大腸内の腸内細菌に利用されてビフィズス菌や乳酸菌の割合を増やす。
そのため、便秘予防や腸の働きを正常にする整腸効果がある。
食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット 情報提供 http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html
2.血糖値の上昇の抑制
血糖値の急上昇は、身体にさまざまな悪影響を及ぼす
この点、食物繊維は食後の急激な血糖値の上昇を抑える作用がある。
3.LDLコレステロールの低下
食物繊維の分類・種類
食物繊維は、次の2つに大別される。
- 不溶性食物繊維
- 水溶性食物繊維
食物繊維の経緯・沿革・由来・歴史など
食物繊維は以前は「食べ物のカス」とみなされていた。
しかし、近年、整腸効果等の多くの生理機能が明らかになり、重要な栄養素として認められた。
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