食物繊維―水溶性食物繊維―アルギン酸
アルギン酸とは
アルギン酸の定義・意味・意義
アルギン酸とは、昆布やわかめなどの海藻類に含まれるゼリー状の食物繊維をいう。
海藻のぬめり成分を構成している。
アルギン酸の位置づけ・体系(上位概念)
水溶性食物繊維
アルギン酸は水溶性食物繊維のひとつである。
アルギン酸の趣旨・目的・役割・機能
整腸作用
アルギン酸は、おなかの調子を整えて便秘を解消する作用がある。
したがって、また大腸がんの予防などの作用もある。
血糖値の上昇の抑制
アルギン酸は、糖の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を抑える作用がある。
LDLコレステロールの低下
コレステロールを排出して直接的に血液中のLDLコレステロールを減らす働き
アルギン酸には、その独特なぬめりで余分なコレステロールなどを包み込んで体外に排出することで、動脈硬化の原因となる血中LDLコレステロール値を下げる作用がある。
コレステロールを原料とする胆汁酸を排出して間接的に血液中のLDLコレステロールを減らす働き
アルギン酸は、LDLコレステロールを原料とする胆汁酸を吸着して便と一緒に排出する働きがある。
すると、肝臓は不足した胆汁酸を合成するため、その原料となる血液中のLDLコレステロールを消費する。
その結果、血液中のLDLコレステロールが減って、動脈硬化を予防する。
高血圧の予防
アルギン酸には、カリウムが含まれているので、塩分(ナトリウム)を吸着して体内での吸収を防ぐ。
したがって、高血圧の予防に効果的である。
アルギン酸を多く含むを多く含む食品・食べ物・食材(供給源)
アルギン酸を多く含む食品・食べ物・食材は、次のとおり。
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