肝臓の働き・作用・役割・機能―③胆汁の分泌(消化)―胆汁
胆汁とは
胆汁の定義・意味・意義
胆汁とは、肝臓で合成される、黄褐色でアルカリ性の苦味のある消化液です。
胆管を通って、腸(十二指腸)に分泌されます。
胆汁の構成要素・成分・組成
胆汁は、主に胆汁酸と胆汁色素からなります。
消化酵素は含まれていません。
胆汁の働きは胆汁酸によるものです。
- 胆汁酸
- 胆汁色素
胆汁酸
胆汁色素
胆汁色素は、肝臓で破壊された赤血球中のヘモグロビンの分解されたもので、黄褐色のビリルビンと青緑色のビリベルジンがあります。
なお、ビリルビンが血液中に増加すると、黄疸になります。
胆汁の働き・作用・役割・機能
脂肪の消化吸収
胆汁は、界面活性剤として、胃から十二指腸に入ってくる食物中の脂肪を細かな粒にして(これを乳化といいます)、消化酵素の働きを助けます。
働き・作用・役割・機能
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