[身体]健康と美容

「私」の入れ物・乗り物である「身体(ボディ)」という不思議で精緻な世界のメカニズムを探求する身体の取扱説明書のサイト。


恒常性(ホメオスタシス)


恒常性とは 【homeostasis

恒常性の定義・意味・意義

恒常性とは、多細胞生物で、ストレスとなる外部環境が変化しても、内部環境をつねに安定させよう(一定に保とう)とするしくみをいいます。

ホメオスタシスともいいます。

単細胞生物では、細胞が外部環境と直接接しているので、外部環境の変化がすべて直接細胞に影響を及ぼします。

 

恒常性の趣旨・的・役割・機能

生命維持

恒常性により、生物は生きながらえることができます。

 

恒常性の位置づけ・体系

生物特有の現象

恒常性維持能力は、物質変換能力・エネルギー変換能力(代謝)、自己増殖能力などとともに、生物特有の(生物を無生物と区別する)現象です。

 

恒常性の具体例

 

恒常性の仕組み・システム

恒常性は次の3つのシステムにより維持されています。

  1. 自律神経系
  2. 内分泌系ホルモン分泌
  3. 免疫

 

このうち自律神経系内分泌系については、間脳視床下部が司っています。

視床下部は、外部環境とのフィードバックによる自律神経系内分泌系ホルモン分泌)の協調作用を通じて、恒常性を自動的に維持しています。

 



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