恒常性(ホメオスタシス)―具体例―体温―体温調節
体温調節とは
体温調節の定義・意味など
体温調節(たいおんちょうせつ)とは、恒温動物が外部環境にかかわらず体温を一定に保つ作用をいう。
体温調節の目的・役割・意義・機能・作用など
代謝効率の向上
動物は、食べ物などを外部から取り込み、分解(異化)して、体をつくる等する物質(栄養素)と生きていくうえで必要なエネルギーを得て、生命を維持している(代謝。物質変換能力・エネルギー変換能力)。
体温が一定だと、この効率がよくなり、生存に有利になる。
体温調節の位置づけ・体系(上位概念等)
恒常性
体温調節は、恒常性維持機能のひとつである。
恒常性が維持できないと、生物は生きながらえることができない。
たとえば、熱中症では、体温を下げるために汗をかくための水分が不足して、体温調節がはたらかなくなり、体調をくずす。
なお、身体の恒常性を維持するしくみには、体温調節も含めて、次のようなものがある。
体温調節の仕組み(しくみ)
視床下部
体温を調節する機能は、間脳の視床下部を中枢とする自律神経・内分泌系(ホルモン分泌)が担当する。
『理解しやすい生物Ⅰ・Ⅱ 【改訂版】』 文英堂、2008年、240頁。
体温が上げる場合
体温が下げる場合
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