感染症―五類感染症―感冒―インフルエンザ(流行性感冒・流感)
インフルエンザとは
インフルエンザの定義・意味など
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスという病原体の感染によって引き起こされる感染症をいう。
インフルエンザの別名・別称・通称など
流行性感冒・流感
インフルエンザは、流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)または略して流感(りゅうかん)とも呼ばれる。
インフルエンザの位置づけ・体系(上位概念等)
感冒
インフルエンザは感染症の一種である感冒(かんぼう)のひとつである。
なお、感冒は次のように大別できる。
- 普通感冒…風邪
- 流行性感冒…インフルエンザ
インフルエンザの分類・種類
インフルエンザはその原因となるインフルエンザウイルスの種類により、次のように分類される。
- A型インフルエンザ
- B型インフルエンザ
- C型インフルエンザ
インフルエンザの流行
例年、インフルエンザは流行が始まった約1カ月後にピークを迎える。
流行るインフルエンザウイルスのタイプや程度は異なるが、具体的には1~2月ごろがインフルエンザ流行のピークとなる。
インフルエンザの歴史・沿革・由来・起源・経緯など
16世紀のイタリアの占星術師は、毎年冬に繰り返し流行するこの病気を星の動きや寒さの「影響」(イタリア語でインフルエンザ)によって発生するものと考え、これが名前の由来となった。
インフルエンザの症状・徴候・症候
インフルエンザの症状は以下のとおり。
- 38度以上の急な発熱
- 関節痛
合併症
インフルエンザに感染したあと、二次的に他の細菌などに感染することも多く、これにより肺炎などさまざまな合併症を引き起こすので、注意を要する。
参考:平凡社 『世界大百科事典』
インフルエンザの予防・対策
インフルエンザの治療
抗生物質
インフルエンザは細菌ではなくウイルスの感染によって引き起こされるので、インフルエンザ自体には抗生物質は効果がない。
したがって、自然治癒を待つということになる。
ただし、合併症の治療に抗生物質が用いられるので、インフルエンザの症状が激しいときは最初から抗生物質を用いたほうが安全な場合がある。
平凡社 『世界大百科事典』
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