［身体］健康と美容

動脈硬化―検査―ＡＢＩ（足関節上腕血圧比）

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ＡＢＩとは 【Ankle Brechial Pressure Index】

ＡＢＩの定義・意味・意義

ＡＢＩとは、足関節（足首。下肢）と上腕（上肢）の最高血圧の比率をいう。

Ankle Brechial Pressure Index の頭文字をとったものである。

日本語で、足関節上腕血圧比という。

ＡＢＩの趣旨・目的・役割・機能

動脈硬化の進行程度の検査

動脈硬化が進行していない場合、横になった状態で下肢（足関節・足首）の血圧は上肢（上腕）の血圧と同じか少し高い。

しかし、動脈硬化は下肢の動脈に発生することが多いため、動脈硬化が進行すると、逆に下肢の血圧は上肢の血圧より低下する。

つまり、ＡＢＩは下肢の比較的太い血管の動脈硬化（弾力性の低下や内腔（ないくう。血液の通り道）が狭くなった状態）の程度を数値化したものといえる。

そのため、ＡＢＩを計測することで動脈硬化の進行の程度を検査することができる。

ＡＢＩの数値が低いほど、動脈硬化が進行していることを意味する。

ＡＢＩと関係・関連する概念

ＰＷＶ

動脈硬化検査としては、ＡＢＩ検査のほかＰＷＶ検査がある。

ＡＢＩの位置づけ・体系

健康診断・人間ドックのオプション検査

ＡＢＩは、健康診断や人間ドックで検査できる。

ただし、オプション検査とされていることが多い。