屈折異常
屈折異常とは
屈折異常の定義・意味・意義
屈折異常とは、(目の調節力なしで)網膜上で像を結ぶ正視以外の近視・遠視・乱視をいいます。
屈折異常の分類・種類
水晶体の屈折が強め=焦点距離が短い(ピントの合う位置が近い)ため網膜の手前で像を結ぶのが近視、逆に網膜の後方で像を結ぶのが遠視ということになります。
屈折異常の評価
ロボットではなく人間ですから、網膜上にピッタリと焦点が合うとは限りません。
したがって、屈折「異常」という言葉が使われていますが、程度が大きすぎないかぎり、別にものを見る機能に「異常」があるわけではありません。
単に水晶体(レンズの役割を果たしています)の光学的な性質としての屈折力が人によって多少の差・バラツキがある、というだけのことです。
その意味で、「異常」というネーミング・ラベリングが本当に妥当かどうかについては疑問があるところです。
たとえば、一般に近視は悪いもの・矯正すべきものと考えられています。
しかし、見方によっては、近視は(調節力を使用しなくても)近くのものにピントが合っている、つまり、近くのものを見るのに適した(良い)目である、とも考えることができます。
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