目―構造―主要部―眼球―水晶体
水晶体とは
水晶体の定義・意味・意義など
水晶体とは、眼球の構成要素のひとつで、眼球の虹彩の真後ろにある凸レンズ形の透明体をいいます。
水晶体の働き(はたらき)・機能・役割・目的
レンズ
水晶体は、眼球内に入ってきた光線を屈折し、網膜上に像を結ばせるレンズのはたらきをします。
ちなみに、目の構造はカメラのようになっている※ので、目の構成要素をカメラにたとえるなら、水晶体がレンズ、毛様体が「ピント」、虹彩が「絞り」、網膜は「フィルム」、そして視神経は「現像」といった役割をそれぞれ果たしていることになります。
ピント調節(遠近調節)
水晶体は、周囲からこれを支えている毛様体によってその厚さを変えられて、焦点距離を変え、網膜にはっきりとした像を結ばせます。
近くを見るときは厚くなり、遠くを見るときは薄くなって、焦点を合わせています。
水晶体に関する病気・疾患・症状
老眼
老眼とは、老化による、毛様体筋の衰えや水晶体の弾力の欠乏で、近くの物にピントが合わなくなっている状態です。
白内障
水晶体が濁った状態になるのが、白内障です。
白内障は、水晶体に含まれるたんぱく質が濁ったりすることで目がかすむ病気です。
白内障は、60代の60%以上が発症するといわれています。
水晶体に関する予防と対策・改善
アスタキサンチン
アスタキサンチンは、毛様体筋に働きかけて、水晶体のピント調節力を回復してくれます。
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