タンパク質(蛋白質・たんぱく質)
タンパク質とは 【protein】
タンパク質の定義・意味・意義
タンパク質(蛋白質・たんぱく質)とは、筋肉や臓器、皮膚、血管、酵素、ホルモン、免疫抗体など、身体を構成する主成分となるとともにエネルギー源ともなる栄養素をいう。
タンパク質の位置づけ・体系(上位概念)
3大栄養素
タンパク質は、炭水化物(糖質)・脂質とともに、特に3大栄養素と呼ばれる。
タンパク質の趣旨・目的・役割・機能
身体を構成する主成分
人の体の細胞は日々死んでいき、3カ月かけてまた新しい細胞を作り出している。
その際に必要なのが、タンパク質である。
エネルギー源
タンパク質は、1gあたりで、糖質と同じく4kcalのエネルギーは発生させるだけのパワーがある。なお、脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを発生させる。
そして、エネルギーとして使用されずに、あまったタンパク質は、炭水化物と同様、体脂肪として身体に貯蔵される。
ただし、通常、タンパク質はエネルギー源として使われることはほとんどなく、炭水化物と脂質が主なエネルギー源となる。
タンパク質の経緯・沿革・由来・歴史など
タンパク質(蛋白質 たんぱく質)は英語でプロテインというが、「プロテイン」はギリシア語で「第一のもの」という意味のコトバがその語源となっている。
タンパク質の構成要素・構成成分
タンパク質の構成単位
アミノ酸
ヒトの身体には約10万種類ものタンパク質があるが、これらはわずか20種類のアミノ酸から構成されている。
必須アミノ酸
20種類のアミノ酸のうち11種類のアミノ酸は体内で合成できるが、残りの9種類は合成できず、食事により外部から取り入れる必要がある。
タンパク質の分類・種類
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