[身体]健康と美容

「私」の入れ物・乗り物である「身体(ボディ)」という不思議で精緻な世界のメカニズムを探求する身体の取扱説明書のサイト。


アミノ酸―分類①―タンパク質の構成成分―非必須アミノ酸―アスパラギン酸


アスパラギン酸とは

アスパラギン酸の定義・意味・意義など

アスパラギン酸とは、一つ一つの細胞にある、エネルギーを生み出すクエン酸回路(TCA回路)のはたらきに関与している、非必須アミノ酸の一種です。

クエン酸回路とは、一つ一つの細胞が、ブドウ(グルコース 糖質の一種)、炭水化物脂肪たんぱく質からエネルギーを生み出す仕組みをいい、自動車のエンジンのようなものです。TCA回路ともいいます。

アスパラギン酸の健康によい働き(効果・効用・効能)

代謝を活発にする(エネルギーの生産効率を高める)効果・効力

クエン酸回路(TCA回路)に関与しているアスパラギン酸は、代謝(=物質を分解してエネルギーを取り出したりすること)を活発にします。

つまり、アスパラギン酸は、エネルギーの生産効率を高めるはたらきがあります。

必要なエネルギーがあれば、からだも元気になります。

疲労を回復する効果・効力

運動をして酸素の供給が追いつかなくなると、疲労物質といわれている乳酸ができます。

体内に乳酸がたまると、疲れを感じるようになるわけです。

しかし、エネルギーを生み出すクエン酸回路には、乳酸をエネルギー源に戻してくれる(リサイクルする)はたらきもあるといわれています。

したがって、クエン酸回路のはたらきが高まれば、疲労物質である乳酸が再びエネルギー源となり、疲労を回復してくれます。



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