クエン酸
クエン酸とは
クエン酸の定義・意味
クエン酸とは、柑橘類や梅干しに多く含まれる有機酸で、人間の血液中にも一定の割合で含まれています。
クエン酸の健康によい主な効用・効果・働き・機能・生理作用
クエン酸には次のようなはたらきがあります。
1.エネルギー転換作用
摂取した食べ物は、消化吸収された後、活動のためのエネルギーに変えられます。
クエン酸はその最終段階でブドウ糖をエネルギーに変換するために必要不可欠な栄養素です。
食べ物から消化された糖質、疲労物質である乳酸、体脂肪などを分解してエネルギーに変換する代謝システムをクエン酸サイクル(クエン酸回路、TCAサイクル)といいます。
2.疲労回復効果
クエン酸は、運動時などに生成される筋肉中の疲労物質である乳酸を分解するはたらきがあるため、疲労回復効果があります。
3.からだに吸収されにくいミネラルの吸収を高める働き
ミネラルは、ビタミン同様、体の健康維持に欠かせない栄養素ですが、鉄、カルシウムやマグネシウムなどの脂溶性のミネラルは体には吸収されにくいものです。
クエン酸は、脂溶性のミネラルを水溶性に変えることで、吸収しやすくするはたらきがあります。
この働きをキレート作用といいます。
4.体液を弱アルカリ性に保つ働き
クエン酸は、体液を弱アルカリ性に保ち、健康を維持するはたらきがあります。
クエン酸の性質
クエン酸は、水に溶けやすい(水溶性)という性質があります。
クエン酸の摂取
クエン酸を多く含む食品・食べ物・食材
クエン酸は、次の食品・食材に多く含まれています。
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