アミノ酸―分類①―タンパク質の構成成分―非必須アミノ酸―グルタミン酸
グルタミン酸とは
グルタミン酸の定義・意味・意義
グルタミン酸とは、おもに脳神経細胞のエネルギー源となる、非必須アミノ酸の一種です。
また、グルタミン酸は脳内の興奮性の神経伝達物質の主役として、記憶などに深く関わっています。
なお、興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸と反対に、抑制性の神経伝達物質がGABAです。
グルタミン酸の作用・働き(効果・効能・効力・効用)
認知症の予防など脳の働きを高める機能
グルタミン酸は、脳の働きをよくして認知症を予防する効果があります。
ただし、認知症の主要な原因の一つであるアルツハイマー病は、脳内の主要な神経伝達物質であるグルタミン酸の過剰が原因の一つと考えられています。
旨み味成分(うま味成分)
グルタミン酸は、昆布やしいたけの旨み味成分(日本食のだしの成分)で、「味の素」など化学調味料(うま味調味料と呼ばれることもあります)であるグルタミン酸ナトリウムの原料としても使われています。
グルタミン酸ナトリウムの安全性について
グルタミン酸ナトリウムを利用した化学調味料(うま味調味料)については、有名な中華料理店症候群など、健康への被害がたびたび心配されてきました。
しかし、公的機関の発表では、通常の経口摂取では毒性はないとされています。
ただし、その安全性への疑惑は根強いものがあるようです。
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