［身体］健康と美容

皮膚（肌）

皮膚とは 【skin】

皮膚の定義・意味・意義

皮膚とは、人体の表面をおおっている一枚の皮をいう。

日常用語的には、肌などともいう。

 

皮膚の構成・構造

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織（皮下脂肪）、および各種の皮膚付属器から構成される。

ただし、日常用語的には、皮膚・肌は、表皮と真皮だけを指す場合がほとんどである。

• 表皮
• 真皮
• 皮下組織（皮下脂肪）
• 皮膚付属器
  • 皮膚線
    • 皮脂腺
    • 汗腺
  • 毛孔（毛穴）
  • 皮膚固形物
    • 毛
    • 爪

 

皮膚の趣旨・目的・役割・機能

皮膚は、自分と外界との境となるが、単なる境ではない。

紫外線や細菌、ウィルスから身体を守ったり、人体の５０～７０％を占める水分の蒸発を防いだりする。

皮膚は、生命保持に必要な、次のようなさまざまな役割を果たす。

• 身体の保護
• 体温の調節
• 水分蒸発の調節
• 感覚器としての働き
• 皮膚呼吸

 

皮膚の分類・種類

肌質―肌の水分と脂分(皮脂)のバランスに着目した分類

美容的には、肌質は、肌に含まれる水分と脂分（皮脂）の量やバランスから、次の４つに大別されている。

1. 普通肌（ノーマル肌）
2. 乾燥肌（ドライ肌）
3. オイリー肌（脂性肌）
4. 混合肌

 

その他、敏感肌、にきび肌などの分類もある。