［身体］健康と美容

皮膚ー構成ー皮膚付属器ー皮膚線ー皮脂腺―分泌物―皮脂―トラブルー過剰分泌ー脂漏ー病気ー脂漏性皮膚炎（脂漏性湿疹）

脂漏性皮膚炎とは

脂漏性皮膚炎の定義・意味・意義

脂漏性皮膚炎（しろうせいひふえん）とは、脂漏を基盤として、典型的には頭皮や顔面（鼻翼周辺等）の皮脂が紫外線やカビ（真菌）などによって脂肪酸に分解され、これが皮膚を刺激することによって引き起こされる皮膚炎（皮膚に起こる炎症。湿疹）をいう。

 

脂漏性皮膚炎の別名・別称・通称など

脂漏性湿疹

脂漏性皮膚炎は脂漏性湿疹（しろうせいしっしん）ともいう。

脂漏性皮膚炎の発症しやすい場所・部位

脂漏性皮膚炎が発症しやすい場所は、皮脂の分泌が多い頭皮や鼻翼（鼻のわき）・髪の生え際・眉間・耳の中と後ろなどの顔面である。

また、腋の下などの皮膚がこすれやすい場所にも発症する

脂漏性皮膚炎の症状・徴候・症候

1. 皮膚のかさつき
2. 赤み
3. かゆみ

脂漏性皮膚炎の位置づけ・体系（上位概念）

皮膚炎（湿疹）

脂漏性皮膚炎は、皮膚に起こる炎症＝皮膚炎の代表例である。

脂漏性皮膚炎の範囲・具体例

フケ症

フケ症は脂漏性皮膚炎のひとつで、その初期の軽い症状と考えられている。

脂漏性皮膚炎と関係・関連する概念

ニキビ・かぶれ・アトピー性皮膚炎

脂漏性皮膚炎と似た症状にニキビ・かぶれ（接触皮膚炎）・アトピー性皮膚炎等があるが、脂漏性皮膚炎はこれらとは異なる。

脂漏性皮膚炎の原因・理由・要因

脂漏性皮膚炎の原因は多岐にわたるため、わからないことが多いが、次にかかげるさまざまな要因が影響して発症・悪化すると考えられている。

• ストレス…皮脂腺はストレスによってその働きが活発になる
• 疲労
• 睡眠不足
• ホルモンバランスの崩れ…皮脂腺はホルモンによって調節されている
• 季節の変わり目…皮脂腺は季節の影響もうけ、春から夏にかけて機能は亢進する
• 入浴不足・洗顔不足
• ビタミン欠乏（ビタミンＢ２・ビタミンＢ６）