痒み(かゆみ)
痒み(かゆみ)の原因
痒みは、温度・湿度、肌質、加齢といった一般的な原因によるもののほか、食べ物、病気など特別な原因によるものもあります。
痒みの原因でもっとも多いのが乾燥によるものです。
痒みの一般的原因
温度・湿度
高温多湿
高温多湿の環境では、汗の量が増えるため、汗の通り道(汗腺)や汗の出口(汗孔・毛穴)が詰まる場合があります。
そうすると、汗が体外に排出されずに肌を刺激するため、痒みや炎症(湿疹)の原因となります。
低温乾燥
肌・皮膚が乾燥していると、外界からの刺激を受けやすくなります。
そこで、肌・皮膚では、皮脂腺から皮脂(脂(あぶら))を、そして汗腺から汗(水分)を分泌して、両者が混じり合って、外界からの刺激から肌を保護しています(バリア機能)。
しかし、低温乾燥の環境では、肌・皮膚から皮脂や水分が失われやすいためにバリア機能が低下し、刺激を受けやすくなってかゆくなります。
なお、皮脂は頭皮や肌・皮膚を保湿する役割を果たしているので、一般的には皮脂が少ない部分ほど乾燥しやすくなります。
肌質
肌質が乾燥肌や敏感肌の人は、肌・皮膚が乾燥しやすいため、小さな刺激でも痒みが起こることがあります。
加齢
高齢者は皮脂腺や汗腺の働きが低下するために、肌が乾燥しやすくなります。
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