［身体］健康と美容

皮膚ー分類・種類・タイプ（肌質）―乾燥肌（ドライ肌）

乾燥肌（ドライ肌）とは

乾燥肌（ドライ肌）の定義・意味・意義

乾燥肌（ドライ肌）とは、肌のタイプ（肌質）の一つで、角質層のバリア機能が低下しやすく、肌の水分が３０％以下になってしまっている状態をいいます。

肌の水分量は、ドラッグストアなどでも、簡単に計測してもらうことができます。

乾燥肌（ドライ肌）の原因

乾燥肌の原因には、遺伝などによる先天的なものと後天的なものがあります。

後天的な乾燥肌は、加齢や石鹸の過度の使用などのため、皮膚のバリア機能の役割を果たしている角質層のセラミドなどの細胞間脂質や皮脂が少なくなっていることが原因です。

角質層の働き・機能・役割

乾燥肌（ドライ肌）の肌トラブル

皮膚のバリア機能が低下しているため、かゆみ（痒み）や肌荒れ、湿疹が発生します。

また、小じわもできやすくなります。

乾燥肌（ドライ肌）の対策・改善（スキンケア・お手入れ等）

乾燥肌を改善するには、十分な保湿と正しい洗顔方法、そして、適切な栄養素の摂取により水分を保持できる角質層に変えていくことが大切です。

例えば、保湿するには、化粧水を使ったり、十分に水分を摂ったり、部屋の湿度を上げたりします。

乾燥肌（ドライ肌）の位置づけ・体系

肌は、美容的には、肌の水分と脂分(皮脂)のバランスなどに着目して、乾燥肌を含め、次の４種類の肌質に大別されています。

1. 普通肌（ノーマル肌）
2. 乾燥肌（ドライ肌）
3. オイリー肌（脂性肌）
4. 混合肌