炎症
炎症とは 【inflammation】
炎症の定義・意味・意義
炎症(えんしょう)とは、傷・やけどなどの物理的作用、薬物・放射線などの化学的作用、細菌感染など異物の侵入(異物化した自己の細胞も含む)などによる、組織の損傷・変化に対する免疫反応の症候をいう。
身体の一部分の器官の名前のあとに付けて,その部分に起こった熱・腫れ(はれ)・痛みなどを伴う病気を示す。
平凡社『世界大百科事典』
炎症の症状・徴候・症候
古くから、次の4つが炎症の症候といわれている。
- 発赤
- 熱感
- 腫脹(しゅちょう)…腫れ(はれ)
- 疼痛
炎症の具体例
皮膚炎(湿疹)
炎症の分類・種類
炎症はその持続期間により急性炎症と慢性炎症とに大別される。
炎症の原因・理由(仕組み・しくみ・メカニズム)
プロスタグランジン・ブラジキニン
組織が損傷を受けたとき、細胞膜にあるリン脂質が遊離してアラキドン酸に変わり、アラキドン酸からプロスタグランジンが生成される。
このプロスタグランジンの作用によって、炎症の熱・腫れ(はれ)・痛みなどの症状が引き起こされる。
また、組織損傷時に血しょうから遊離したブラジキニンは、知覚神経を興奮させることにより痛みを発生させる。
プロスタグランジンとはどんな関係? | 痛みとブラジキニン | メディカルトピックス | 日本ケミファ https://www.nc-medical.com/deteil/pain/pain_03.html
炎症の治療
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