脳神経―視神経
視神経とは
視神経の定義・意味・意義
視神経とは、脳から出て、眼球の網膜を貫いて入ってきている第2脳神経をいいます。
なお、視神経が集まって束となって入ってきている網膜上の部分を盲斑といいます。
視神経の趣旨・目的・役割・機能
刺激の伝達―現像
眼球の水晶体を通って入ってきた光はガラス体(硝子体)を通って網膜に達し、網膜上に像(倒立した像)を映します。
そして、視神経は、この網膜に映し出された画像を大脳へと伝えています。
こうして、網膜にある視細胞で受け取った光刺激が興奮となって、視神経を通して大脳へ伝わることで、視覚が生じます。
ちなみに、目の構造はカメラのようになっている※ので、目の構成要素をカメラにたとえるなら、水晶体がレンズ、毛様体が「ピント」、虹彩が「絞り」、網膜は「フィルム」、そして視神経は「現像」といった役割をそれぞれ果たしていることになります。
視神経の位置づけ・体系(上位概念等)
脳神経
視神経は脳神経のひとつである。
脳神経には、次の12対がある。
- 嗅神経
- 視神経
- 動眼神経
- 滑車神経
- 三叉神経
- 外転神経
- 顔面神経
- 内耳神経
- 舌咽神経
- 迷走神経
- 副神経
- 舌下神経
視神経に関する予防と対策・改善
アントシアニン
アントシアニンは、視神経のはたらきを支えているロドプシンの再合成を活性化して、網膜に映し出された画像を大脳へ届けるのを助けてくれます。
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