［身体］健康と美容

がん検診―肺がん検診（肺がん検査）

肺がん検診とは

肺がん検診の定義・意味・意義

肺がん検診とは、肺がんの早期発見・早期治療を目的としたがん検診をいいます。

肺がん検査などともいいます。

肺がん検診の検査方法

肺がんの診断には次のような検査方法があります。

• 画像診断
  • 胸部エックス線検査（いわゆるレントゲン）
  • ＣＴ・ＭＲＩ・ＰＥＴ
• 内視鏡
  • 気管支鏡
  • 胸腔鏡
• 細胞診
  • 組織診
  • 喀痰細胞診（かくたんさいぼうしん）
  • 擦過細胞診（さっかさいぼうしん）
  • 穿刺細胞診（せんしさいぼうしん）
  • 胸水細胞診（きょうすいさいぼうしん）

画像診断

胸部エックス線検査

胸部エックス線検査（いわゆるレントゲン）は肺がん検診のもっとも一般的な検査方法です。

まずは胸部エックス線検査（間接撮影）で調べ、これで問題があるようであれば、次にＣＴ等でもっと詳しく検査することになります。

通常、最初からいきなりＣＴ等をとるということはあまりありません。

肺がん検診を受ける方法

肺がん検診を受けるには、大別すると次の３つの方法があります。

1. 市町村が実施する肺がん検診
2. 通常の肺がん検診
   
   1. 健康保険を利用して個別に診察を受ける
   2. 全額自己負担…人間ドック（肺がんドック）等

市町村が実施する肺がん検診

市町村が実施するがん検診（ただし、４０歳以上等の年齢制限あり）を利用すると、安い自己負担金で肺がん検診を受けることができます。

検査内容は市町村により異なりますが、通常、胸部エックス線検査（間接撮影）が行われます。

個別診察

症状を訴えて、健康保険を利用して受診するというかたちで、胸部エックス線検査やＣＴ等による肺がん検診を受けることができます。

人間ドック

人間ドックは、肺がん検診も含め、まとめていくつかの精密検査を受けられるというメリットがありますが、全額自己負担となります。

検査方法は医療機関により異なりますが、通常はＣＴまたは胸部エックス線検査（直接撮影）等を中心とした精密検査になります。