がん検診
がん検診とは
がん検診の定義・意味・意義
がん検診とは、癌の早期発見・早期治療を目的とした検診(=病気にかかっているかどうかを検査するために診察すること)をいいます。
がん検診に関する体制・制度・仕組み
市町村が実施する健康増進事業の一つ
市町村は、健康増進法に基づき、健康増進事業としてがん検診を実施しています。
市町村によりその具体的な実施内容は異なりますが、安い自己負担金で通常だと高額ながん検診を受けることができます。
健康増進法
(市町村による健康増進事業の実施)
第十九条の二 市町村は、第十七条第一項に規定する業務に係る事業以外の健康増進事業であって厚生労働省令で定めるものの実施に努めるものとする。
健康増進法施行規則
(市町村による健康増進事業の実施)
第四条の二 法第十九条の二 の厚生労働省令で定める事業は、次の各号に掲げるものとする。
一 歯周疾患検診
二 骨粗鬆 症検診
三 肝炎ウイルス検診
四 四十歳以上七十四歳以下の者であって高齢者の医療の確保に関する法律 (昭和五十七年法律第八十号)第二十条 の特定健康診査の対象とならない者(特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準第一条第一項 の規定に基づき厚生労働大臣が定める者(平成二十年厚生労働省告示第三号)に規定する者を除く。次号において「特定健康診査非対象者」という。)及び七十五歳以上の者であって同法第五十一条第一号 又は第二号 に規定する者に対する健康診査
五 特定健康診査非対象者に対する保健指導
六 がん検診
がん検診の分類・種類(具体例)
種類 | 癌の特色・特徴 | がん検診の方法 |
---|---|---|
肺がん検診 | 癌による死亡数第1位 | 胸部エックス線検査・喀痰細胞診等 |
胃がん検診 | 癌による死亡数第2位 | 胃エックス線検査 |
大腸がん検診 | 女性の癌による死亡数第1位。ただし、男性の罹患率・死亡率は女性の2倍 | 便潜血反応検査 |
前立腺がん検診 | 50歳以上の男性要注意 | 血清PSA検査 |
肝臓がん検診 | 男性が女性の2倍の死亡率 | 肝炎ウイルス検査 |
乳がん検診 | 脂肪の多食や出産数が少ないことが発生の要因 | 視触診・マンモグラフィ |
子宮頸がん検診 | 20~30代の若い女性に増加傾向 | 子宮頸部細胞診 |
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