熱中症―指標―暑さ指数(WBGT 熱中症指数)
暑さ指数(WBGT)とは
暑さ指数(熱中症指数)の定義・意味・意義
暑さ指数(熱中症指数)とは、熱中症の危険度(なりやすさ)の指標です。
人間には常に体温を36度前後に調節する機能があります。
この調節ができなくなると、体に熱がこもり熱中症になります。
暑さ指数は、この人体の熱調節に大きな影響を与える湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標です。
暑さ指数の趣旨・目的・機能・役割
暑さ指数は、熱中症を防ぐための指標として役立ちます。
暑さ指数の内容
暑さ指数では、熱中症のなりやすさを次の4段階に分けています(日常生活の場合)。
WBGT温度 | 注意すべき 生活活動の目安 | 注意事項 |
---|---|---|
危険 (31度以上) |
すべての生活活動でおこる危険性 | 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
厳重警戒 (28~31度) |
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 | |
警戒 (25~28度) |
中等度以上の生活活動でおこる危険性 | 運動や著しい作業をする際は定期的に十分に休息を取り入れる。 |
注意 (25度未満) |
強い生活活動でおこる危険性 | 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
暑さ指数情報の入手方法
環境省の熱中症予防情報サイトで全国各地の当日の暑さ指数を1時間単位で速報しています。
その他、日本気象協会のサイト(tenki.jp)でも当日と翌日の暑さ指数(同サイトでは、熱中症指数という言葉を使用しています)を1日単位でお知らせしています。
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