呼吸器(呼吸器官・呼吸器系)―呼吸筋―目的―呼吸運動
呼吸運動とは
呼吸運動の定義・意味・意義
呼吸運動とは、呼吸筋がその収縮・弛緩によって肺を拡張・縮小させて、肺に空気(ガス)の出し入れ(=換気機能)をさせることをいいます。
なお、肺の機能・働きは次の2つに大別されます。
- 換気機能…空気(ガス)の出し入れ
- 呼吸機能…ガス交換(酸素を取り込み二酸化炭素を排出する)
呼吸運動の趣旨・目的・役割・機能
肺の換気機能
肺では空気の出し入れが行われます。
ただし、肺自体には筋肉がないので、代わりに呼吸筋と呼ばれる筋肉で伸び縮み(拡張・縮小)させてもらうことで、空気の出し入れを行っています。
呼吸運動の分類・種類
呼吸運動はこれを行う呼吸筋の種類により次の方法があります。
ただし、日常的にはこの二つの呼吸方法を一緒に行なっています。
1.腹式呼吸
腹式呼吸とは、横隔膜の収縮・弛緩により、胸郭を拡張・縮小させて呼吸する方法です。
2.胸式呼吸
胸式呼吸とは、肋間筋の収縮・弛緩により、胸郭を拡張・縮小させて呼吸する方法です。
具体的には、ラジオ体操の深呼吸のように肋間筋を使って肋骨を広げて息を吸う方法です。
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