血液一般検査―血小板数
血小板数とは
血小板数の意味・意義・定義など
血液は、血球(有形成分・固形成分)と血しょう(無形成分・液体成分)で構成されています。
このうち、血小板は、出血時に止血のはたらきをします。
血小板数の位置づけ
血小板数は、血液一般検査のひとつです。
血小板数を調べる目的
止血のはたらきを調べる
出血の際、血液が止まるかどうかを調べます。
肝臓の状態を調べる
血小板数は肝機能が低下する(肝細胞が線維化する)と減少することから、慢性肝炎、肝硬変の経過をみるうえで有用です。
血小板数が減少すると、肝臓がんの危険性も高くなっていくといわれています。
血小板数の基準値
血小板数の基準値は、年齢によって異なります。
目安として、1ミリ立方メートルのなかに10~40万個/μl(1mlの1/1000)です。
基準値は、検査機関により異なります。
検査数値の結果の見方・解釈
基準値より高い場合
血栓ができやすくなります。
基準値より低い場合
出血しやすくなります。
また、肝機能の低下も疑われます。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 7 ページ]
- 血液一般検査とは
- 血液一般検査―赤血球関係―赤血球数
- 血液一般検査―赤血球関係―ヘモグロビン量(血色素量)
- 血液一般検査―赤血球関係―ヘマトクリット
- 血液一般検査―白血球数
- 血液一般検査―血小板数
- 血液一般検査―赤沈
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ