免疫―分類―獲得免疫―体液性免疫(液性免疫)―仕組み―抗原抗体反応
抗原抗体反応とは
抗原抗体反応の定義・意味・意義
抗原抗体反応とは、体内に侵入した抗原(異物・非自己)に対して、その種類に応じて血液中につくられた抗体がこれとのみ特異的に結合して無害化して排除する反応をいいます。
抗原抗体反応の目的・役割・機能・働き・作用
獲得免疫の仕組みのひとつ
体内に一度抗体がつくられると、のちに再び抗原が与えられても、抗原抗体反応が起こって抗原は無害化され排除されます。
つまり、抗原抗体反応は、一度現れた敵(=抗原。異物・非自己)に対して、あとからその敵専用に最適化された武器(=抗体)をつくり出してこれを攻撃する(=抗原抗体反応)という免疫(=獲得免疫)の仕組み・システムのひとつです。
ただし、抗原抗体反応はアレルギーや自己免疫疾患の原因になることもあります。
抗原抗体反応の位置づけ・体系
体液性免疫
体を守る基本的なシステムである免疫のうち、獲得免疫はその仕組み(敵の種類)により次の2つに大別されます。
このうち、抗体の抗原抗体反応により抗原のはたらきを抑える免疫が体液性免疫です。
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