睡眠薬―ベンゾジアゼピン系睡眠薬
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ベンゾジアゼピン系睡眠薬
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の具体例
ベンゾジアゼピン系睡眠薬には、デパスやハルシオンがあります。
なかでもデパスは一般の内科でも様々な用途でよく処方されています。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の薬効(働き・作用)
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の効果・効能・効力・作用
ベンゾジアゼピン系薬剤には、一般に、抗不安作用(不安・緊張を抑える)、鎮静作用(興奮を抑える)等のほか、睡眠作用があります。
もともとは抗不安薬として開発されたものですが、その睡眠作用の評価が高まり、睡眠薬としてもよく使用されるようになりました。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用
ただし、ベンゾジアゼピン系睡眠薬には、次の3つの副作用があると言われています。
- 反跳性不眠
- 持ち越し効果
- 健忘惹起作用
なお、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬としてはマイスリーとアモバンなど(いずれも商品名)がありますが、これらは比較的こうした副作用を起こしにくいと言われています。
1.反跳性不眠(依存症)
反跳性不眠とは、ベンゾジアゼピン系睡眠薬を比較的大量に、しかも長期にわたり使用したあと、急に服用を中止すると強い不眠が現れるという副作用をいいます。
つまり、依存症の一種です。
2.持ち越し効果
持ち越し効果とは、翌日まで、眠気、ふらつき等薬の効果が残るという副作用をいいます。
3.健忘惹起作用(前向性健忘)
健忘惹起作用とは、服薬後の一定期間または夜間に中途覚醒したときの記憶が失われるという副作用をいいます。
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