睡眠薬―非ベンゾジアゼピン系睡眠薬―ルネスタ(エスゾピクロン)
ルネスタとは
ルネスタの定義・意味・意義
ルネスタは、超短時間作用型の非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の一つです。
一般商品名は、エスゾピクロンといいます。
ルネスタの経緯・沿革・歴史など
日本では、2012年4月からエーザイが販売を開始しました。
ルネスタの作用機序
ルネスタは、脳内に多く存在する抑制性の神経伝達物質であるGABA受容体に結合し、睡眠作用をします。
ルネスタの位置づけ・体系
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬には、ルネスタも含め、次のようなものがあります。
ルネスタの特色・特徴・メリット
従来の睡眠薬には、たとえば、次のような問題・デメリットがあります。
- 筋弛緩作用(力が入りにくくなりふらつく。たとえば、デパス等)
- ベンゾジアゼピンの問題
- ベンゾジアゼピン一般の副作用
- 耐性(長期間服用し続けると効果が落ちる)・依存症
- ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用
- 反跳性不眠(依存症)
- 持ち越し効果
- 健忘惹起作用(前向性健忘)
- ベンゾジアゼピン一般の副作用
- 脳も含めて休める深いノンレム睡眠の時間を増やせない・睡眠の質を改善できない(中途覚醒=夜中に目が覚めるという症状には効果がない)
ルネスタは、こうした問題を改善した睡眠薬といわれています。
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