スパイロ検査―検査項目―肺活量(VC)
肺活量とは 【vital capacity】
肺活量の定義・意味・意義
肺活量とは、息を深く吸い込んでから、ゆっくりと吐き出したときの息の量をいいます。
検査結果には、vital capacity を略して、VCと記載されています。
肺活量の趣旨・目的・役割・機能
肺の容量
肺活量により肺の容量を調べることができます。
ただし、肺活量は年齢、性別、身長・体重により異なります。
そこで、肺活量から、年齢、性別、身長等によって得られた予測肺活量に対する比率である%肺活量(%VC)を求めます。
そして、これが肺機能(拘束性換気障害の有無)の指標となります。
肺活量の位置づけ・体系
スパイロ検査
健康診断や人間ドックなどで一般に行われる肺機能検査・呼吸機能検査をスパイロ検査(スパイロメトリー)といいます。
肺活量はスパイロ検査から得られる重要な情報のひとつです。
なお、スパイロ検査から得られる検査項目には多くのものがありますが、特に重要なものとしては、肺活量も含めて、次のようなものがあります。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 7 ページ]
- 肺機能検査(呼吸機能検査)
- スパイロ検査(スパイロメトリー)
- スパイロ検査―検査項目―肺活量(VC)
- スパイロ検査―検査項目―%肺活量(%VC)
- スパイロ検査―検査項目―努力性肺活量(FVC)
- スパイロ検査―検査項目―1秒量(FEV1.0)
- スパイロ検査―検査項目―1秒率(FEV1.0%)
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ