換気障害―拘束性換気障害
拘束性換気障害とは
拘束性換気障害の定義・意味・意義
拘束性換気障害とは、肺が固くなったり、呼吸筋が弱くなったりしたため、肺が十分に拡張できず、息を十分に吸えないという換気障害をいいます。
拘束性換気障害の位置づけ・体系(上位概念)
換気障害
肺には大別すると次の2つの機能があります。
- 換気機能…空気(ガス)の出し入れ
- 呼吸機能…ガス交換(酸素を取り込み二酸化炭素を排出する)
このうち換気機能(空気を出し入れする機能)に障害があること(つまり、十分な換気が行われなくなること)を換気障害といいます。
換気障害は次の2つに大別されます。
- 閉塞性換気障害
- 拘束性換気障害
拘束性換気障害の検査
肺機能検査(呼吸機能検査)
健康診断や人間ドックなどで一般に行われる肺機能検査はスパイロ検査です。
スパイロ検査の項目のうち、%肺活量(%VC)が80%未満の場合は、拘束性換気障害と判定されます。
拘束性換気障害の原因となる病気
さまざまな病気が原因で拘束性換気障害が起こりえます。
たとえば、次のようなものがあります。
拘束性換気障害の対策・対処法・治療・治し方
原因となる病気の診断・治療
腹式呼吸
意識的に腹式呼吸をして深い呼吸を心がけます。
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