[身体]健康と美容

「私」の入れ物・乗り物である「身体(ボディ)」という不思議で精緻な世界のメカニズムを探求する身体の取扱説明書のサイト。


スパイロ検査(スパイロメトリー)


スパイロ検査とは

スパイロ検査の定義・意味・意義

スパイロ検査とは、健康診断人間ドックなどで一般に行われる肺機能検査呼吸機能検査をいいます。

スパイロ検査の別名・別称・通称など

スパイロメトリー

スパイロ検査はスパイロメトリーとも呼ばれています。

スパイロ検査の内容・概要

スパイロ検査では、スパイロメーターという検査機器を使います。

スパイロメーターにつながったマウスピースを口にくわえ、鼻から息が漏れないように鼻にクリップをして、口だけで呼吸をし、肺活量の換気機能(空気の出し入れがうまくできているかどうか)を調べます。

検査中は口の端から息が漏れないように注意する必要があります。

息が漏れてしまうと、正確な肺活量を測定できません。

スパイロ検査の趣旨・的・役割・機能

の換気機能

COPDの診断

スパイロ検査は、COPDの唯一の検査方法で、その早期発見に欠かせないものです。

単に肺活量を測定するだけでは、COPDの診断はできません。

息苦しさ、息切れやせき、タンなどの症状がある人や喫煙者などは、この検査を受けてみたらよいでしょう。

スパイロ検査の検査項

スパイロ検査から得られる検査項には多くのものがありますが、特に重要なものとしては次のようなものがあります。

しかし、こうした検査項の数値は専門的な内容のため、一般の人には、その意味が理解しにくいものです。

そこで、スパイロ検査の結果と身長から肺年齢老化の程度を年齢で表わした指標)を算出して、その肺年齢に応じたコメントがされるようになっています。



現在のページのサイトにおける位置づけ

現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 7 ページ]

  1. 肺機能検査(呼吸機能検査)
  2. スパイロ検査(スパイロメトリー)
  3. スパイロ検査―検査項目―肺活量(VC)
  4. スパイロ検査―検査項目―%肺活量(%VC)
  5. スパイロ検査―検査項目―努力性肺活量(FVC)
  6. スパイロ検査―検査項目―1秒量(FEV1.0)
  7. スパイロ検査―検査項目―1秒率(FEV1.0%)

現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー